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〔ラニーニャ現象〕 |
ラニーニャ現象は、ペルー沖の広範囲の海域である赤道付近の中部および東部太平洋において、海面水温が平年より低くなる現象をいいます。 |
また、「エルニーニョ」 や 「ラニーニャ」 の語源ですが、多くのネット情報などでは、スペイン語で エルニーニョは 「神の子」 「男の子」 ラニーニャは 「女の子」 という風に訳されています。 しかし、私がアメリカやメキシコの会社で働き、現地人と話した経験からすると、この言葉は確かにスペイン語ですが、 エルニーニョは 「餓鬼っ子」 「腕白小僧」 ラニーニャは 「おてんば娘」 という意味合いが強いです。 |
〔ラニーニャ現象の発生原因〕
何らかの原因で、数年に一度、赤道付近の東太平洋のペルー沖の広範囲の海域で、南東貿易風が強まり、この影響で上部の海流が西に向かって移動します。この海水の移動を補うために、ペルー沖では深海からの冷水が湧き上がり、それにより海面付近の水温が低下するのです。 |
〔ラニーニャ現象などの発生状況〕 近年におけるラニーニャやエルニーニョ現象の発生状況は下記の通りです。古い統計はないのですが、最近の統計では、確かに日本の気候にも影響を与えているようです。
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