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気になる言葉

アヴァンギャルド



 アヴァンギャルドという言葉、これはフランス語の「avant-garde」からきています。

 このアヴァンギャルドという言葉には不思議な感覚がともないますが、本来の意味合いは「前衛、先駆け、革新的」という意味の言葉です。

 この言葉「avant-garde」は英語では「advance guard」となり前衛部隊の意味となります。


 フランスでこの運動が起こったとき、芸術の分野で変革を求め、文化の最先端を走ろうとした芸術家たちに与えられた言葉なのです。

 特に第1次世界大戦の頃起こった自然主義否定の「アブストラクト(抽象主義)」「シュール・レアリズム(超現実主義)」「前衛芸術・前衛美術」というものが典型的な運動でした。ジャズのカテゴリーにもアヴァンギャルドがあります。

 これらの運動は、何か挑戦的なものでした。芸術家たちが支えた運動ではあるものの、何か保守的な権威や旧世代に属する芸術・社会の体制などへの挑戦、攻撃の矢面に立とうとする運動でもあったのです。1970年代以降には下火となり、最近はかつて燃え盛ったものの残り火的な感傷が湧く言葉になりました。