第二次世界大戦が終結後に、何度となく核兵器の残酷さが唱えられ、核軍縮が話し合われたが、結局何の成果を見ることもなく、このような事態になってしまいました。 |
更に、北朝鮮のような自制心のない国までもが核爆弾を持つようになり、これがいつ国際テロ組織に渡らないとも限らない時代となってしまいました。 |
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◆〔ウラン型核爆弾の威力〕の説明。 |
二種類の核爆弾 |
本題のウラン型核兵器の話に移ろう。周知の通り、核兵器は通常爆弾のような化学反応ではなく、原子核で起こる核分裂や核融合を利用した、瞬時にけた外れのエネルギーを放出する爆弾である。 |
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核爆弾の臨界質量 |
これらの物質を一定量集めて塊を作れば、自発的に急激な核分裂の連鎖反応を起こし、核爆発してしまう。このような物質を一定量製造しさえすれば、もう核爆弾はできてしまうのである。連鎖反応を起こす最低限の量を「臨界質量」と呼び、ウラン235なら46.5キログラム、プルトニウム239なら10.1キログラムあれば十分である。これだけの量を集めれば自発的に爆発してしまいます。 |
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広島型原爆の構造 |
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◆〔世界の核爆弾開発の歴史〕の説明。 |
核爆弾開発の歴史 |
第二次大戦以降、世界の強国は核爆弾や核ミサイルの開発を行い、現在では核兵器の数が3万発にもなってしまったが、現在までの核兵器をめぐる出来事をまとめてみた。
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