現在、スーパーやコンビニで商品を入れて持ち帰るために無料配布される、ポリエチレン製のレジ袋があります。 国内使用量の半分以上が海外から輸入されているといいます。 輸入することは別に問題ではないと思うのですが、お店から商品を持ち帰るだけのために使用するレジ袋そのものが無駄だと思います。
このような疑問にこたえるのが、「NOレジ袋」という考え方で、地域のスーパーなどでも徐々に浸透してきました。 もちろん、環境問題解決の一環として「省資源化」や「ごみ減量化」ということから、多くの努力もあり、ゴミ袋の厚さは数年前より20%以上も薄くなっています。 ポリエチレンの袋を作るとき、縦横に延ばしながら作ると強度が何倍にもなるそうです。このような技術の進歩もあって、薄くても丈夫なので全く問題はありません。
しかし、ごみ袋を薄くするだけでは、本質的な改善にはなりません。そこで、レジ袋の使用量を大きく減らしていこうとする工夫の一つが「NOレジ袋」運動です。お店で商品を購入したら、自分でバッグをもっていって、それに商品を入れて持ち帰ればいいのです。このようなバッグのことを「マイバッグ」と呼んでいます。 最近、多くのスーパーマーケットなどで、レジ袋を辞退すれば、スタンプを押してくれたりするようになりました。スタンプが100個とか貯まると、100円分の買い物ができたりするのです。 多くの方がこのような「NOレジ袋」運動に参加するようにしましょう。これに関連した情報が「マイバッグ運動」にもありますので、参考にしてみてください。