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〔た〕で始まる諺 |
〔た〕で始まる〔諺〕には、多くのものがあります。これらの中で、次に示す諺などは真実を微妙に言い当てていて面白く、頻繁に耳にします。 |
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たい |
●大海は芥を択ばず (たいかいはあくたをえらばず)
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●大疑は大悟の基 (たいぎはたいごのもと)
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●大賢は愚なるが如し (たいけんはぐなるがごとし)
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●大山鳴動して鼠一匹 (たいざんめいどうしてねずみいっぴき)
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●大事の前の小事 (だいじのまえのしょうじ)
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●鯛の尾より鰯の頭 (たいのおよりいわしのあたま)
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●大勇は闘わず (たいゆうはたたかわず)
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●大欲は無欲に似たり (たいよくはむよくににたり)
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たか |
●宝の持ち腐れ (たからのもちぐされ)
役に立つものや、優れた才能や手腕を持っているのに、それを活用しなかったり、その力を発揮せずにいることのたとえ。 |
たけ |
●多芸は無芸 (たげいはむげい)
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●竹屋の火事 (たけやのかじ)
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●竹薮に矢を射るよう (たけやぶにやをいるよう)
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たさ |
●他山の石 (たざんのいし)
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たせ |
●多勢に無勢 (たぜいにぶぜい)
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たた |
●多々益々弁ず (たたますますべんず)
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●畳の上の水練 (たたみのうえのすいれん)
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たつ |
●立つ鳥跡を濁さず (たつとりあとをにごさず)
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たて |
●立て板に水 (たていたにみず)
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●蓼食う虫も好き好き (たでくうむしもすきずき)
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たな |
●棚から牡丹餅 (たなからぼたもち)
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たに |
●他人の疝気を頭痛に病む (たにんのせんきをずつうにやむ)
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たひ |
●旅の恥は掻き捨て (たびのはじはかきすて)
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●旅は道連れ世は情 (たびはみちづえよはなさけ)
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たま |
●卵に目鼻 (たまごにめはな)
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●玉に瑕 (たまにきず)
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●たまに出る子は風に逢う (たまにでるこはかぜにあう)
ふだんは家に閉じこもっている子が、たまたま外出する時に限って大風が吹く。めったにしないことをすると、失敗したり不運なことにぶつかったりするものだというたとえ。 |
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たん |
●短気は損気 (たんきはそんき)
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