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あ行か行さ行た行な行
は行ま行や行ら行わ行
 
かきくけこ
 
 

〔か〕で始まる諺

 〔か〕で始まる〔諺〕には、多くのものがあります。これらの中で、次に示す諺などは真実を微妙に言い当てていて面白く、頻繁に耳にします。

 「顔で笑って心で泣く」
 「火中の栗を拾う」
 「金は天下の回り持ち」
 「果報は寝て待て」


〔珠玉のことわざ〕
河童の川流れ
(かっぱのかわながれ)

 河童の川流れとは、どんな達人でも、油断すれば容易に失敗をすることがあるというたとえ。

 河童といえば、泳ぎの名手であるが、油断すれば水に押し流されてしまうことがあるように、その道の名人であっても、時には失敗することがあるというもの。



諺(ことわざ)
かい 飼い犬に手を噛まれる
(かいいぬにてをかまれる)



会稽の恥
(かいけいのはじ)



改弦易轍
(かいげんえきてつ)

 法律や制度を変えること。

解語の花
(かいごのはな)



開闢以来
(かいびゃくいらい)

 歴史が始まって以来。

隗より始めよ
(かいよりはじめよ)



かえ 蛙の子は蛙
( かえるのこはかえる)



蛙の面に水
(かえるのつらにみず)



かき 蝸牛角上の争い
(かぎゅうかくじょうのあらそい)



かく 学者貧乏
(がくしゃびんぼう)

 学者は金儲けが下手で、その生活は貧しいということ。高遠な理論を説く学者も、営利や蓄財には不得手であることを言う。

かし 華胥の国に遊ぶ
(かしょくのくににあそぶ)



かせ 苛政は虎よりも猛し
(かせいはとらよりもたけし)



かつ 割鶏牛刀
(かっけいぎゅうとう)

 取るに足りない小さなことを処理するのに、大げさな方法を用いるたとえ。

渇すれども盗泉の水を飲まず
(かっすれどもとうせんのみずをのまず)



河童の川流れ
(かっぱのかわながれ)

 河童の川流れとは、どんな達人でも、油断すれば容易に失敗をすることがあるというたとえ。

 河童といえば、泳ぎの名手であるが、油断すれば水に押し流されてしまうことがあるように、その道の名人であっても、時には失敗することがあるというもの。

河童の屁
(かっぱのへ)



桂を折る
(かつらをおる)



かて 瓜田に履を納れず
(かでんにくつをいれず)



かな 鼎の軽重を問う
(かなえのけいちょうをとう)



かに 蟹は甲羅に似せて穴を掘る
(かにはこうらににせてあなをほる)



かね 金の切れ目が縁の切れ目
(かねのきれめがえんのきれめ)



金は天下の回りもの
(かねはてんかのまわりもの)



かふ 禍福は糾える縄の如し
(かふくはあざなえるなわのごとし)



かへ 壁に耳あり障子に目あり
(かべにみみありしょうじにめあり)



かほ 果報は寝て待て
(かほうはねてまて)

 幸運は求めても得られるものではない。あせって動き回ったりせず、気長に待っていればやってくるという意味。

かみ 剃刀の刃を渡る
(かみそりのはをわたる)



かめ 亀の甲より年の功
(かめのこうよりとしのこう)



かも 鴨が葱を背負って来る
( かもがねぎをしょってくる)



かゆ 痒いところに手が届く
(かゆいところにてがとどく)



から 烏に反哺の孝あり
(からすにはんぽのこうあり)



かれ 枯れ木に花
(かれきにはな)



枯れ木も山の賑わい
(かれきもやまのにぎわい)



かわ 可愛い子には旅をさせよ
(かわいいこにはたびをさせよ)



かん 感慨無量
(かんがいむりょう)

 深く身にしみて感じ、しみじみとした気持ちになること。

艱苦奮闘
(かんくふんとう)

 苦しいなかでも力の限り戦うこと。

邯鄲の歩み
(かんたんのあゆみ)



邯鄲の夢
(かんたんのゆめ)



艱難汝を玉にす
(かんなんなんじをたまにす)



堪忍袋の緒が切れる
(かんにんぶくろのおがきれる)



管鮑の交わり
(かんぽうのまじわり)




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