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〔に〕で始まる諺 |
〔に〕で始まる〔諺〕には、多くのものがあります。これらの中で、次に示す諺などは真実を微妙に言い当てていて面白く、頻繁に耳にします。 |
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にえ |
●煮え湯を飲まされる (にえゆをのまされる)
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にお |
●匂い松茸味しめじ (においまつたけあじしめじ)
匂いがいいのは松茸、味がいいのはしめじということ。 |
にか |
●二階から目薬 (にかいからめぐすり)
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●逃がした魚は大きい (にがしたさかなはおおきい)
釣り落とした魚が実際より大きかったと感じるように、手に入れそこなったものは、悔しさも加わって実際より価値があるように思われるとのたとえ。 |
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●苦虫を噛み潰したようす (にがむしをかみつぶしたよう)
きわめて苦々しい顔つきの意味。 |
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にく |
●憎まれっ子世に憚る (にくまれっこよにはばかる)
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にし |
●錦を着て夜行くが如し (にしきをきてよるゆくがごとし)
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にそ |
●二束三文 (にそくさんもん)
非常に値段が安いことのたとえ。 |
にた |
●似た者夫婦 (にたものふうふ)
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にと |
●二度あることは三度ある (にどあることはさんどある)
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●二兎を追う者は一兎をも得ず (にとをおうものはいっとをもえず)
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にの |
●二の舞 (にのまい)
他人の失敗と同じような失敗を犯すこと。 |