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〔ろ〕で始まる諺 |
〔ろ〕で始まる〔諺〕には、多くのものがあります。これらの中で、次に示す諺などは真実を微妙に言い当てていて面白く、頻繁に耳にします。 |
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ろう |
●籠鳥雲を恋う (ろうちょうくもをこう)
かごの中の鳥が空の雲を恋い慕うということ。とらわれの身にある者が自由な境遇をうらやむことのたとえ。また、故郷を恋しく思うことのたとえにもいう。 |
●隴を得て蜀を望む (ろうをえてしょくをのぞむ)
隴(ろう)を得て蜀を望むとは、人の望みや欲望には、際限がないことのたとえ。 |
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ろさ |
●櫓三年に棹八年 (ろさんねんにさおはちねん)
何事も一人前になるには、それなりの修業をしなければならないというたとえとして使われる。 |
ろん |
●論語読みの論語知らず (ろんごよみのろんごしらず)
論語のような難解な言葉を表面上は理解していても、その内容を実行、実践できないことのたとえ。 |