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〔ろ〕で始まる諺


 〔ろ〕で始まる〔諺〕には、多くのものがあります。これらの中で、次に示す諺などは真実を微妙に言い当てていて面白く、頻繁に耳にします。

 「論より証拠」
 「ろかい三年、竿八年」
 「隴を得て蜀を望む」
 「論語読みの論語知らず」


あ行か行さ行た行な行
は行ま行や行ら行わ行
 
らりるれろ
 
〔珠玉のことわざ〕
論語読みの論語知らず
(ろんごよみのろんごしらず)

 論語のような難解な言葉を表面上は理解していても、その内容を実行、実践できないことのたとえ。

 転じて、一定の学問はあるがその本質を思想の理解していない人が、実行を伴なえない、あるいは実践できないこと嘲る言葉である。

 

諺 〔諺〕とその内容。
ろう 〔籠鳥雲を恋う〕
 (ろうちょうくもをこう)

 かごの中の鳥が空の雲を恋い慕うということ。とらわれの身にある者が自由な境遇をうらやむことのたとえ。また、故郷を恋しく思うことのたとえにもいう。

〔隴を得て蜀を望む〕
 (ろうをえてしょくをのぞむ)

 隴(ろう)を得て蜀を望むとは、人の望みや欲望には、際限がないことのたとえ。

 「隴」は、中国甘粛省南東部の地名、「蜀」は、現在の四川省の地域のこと。

 魏の曹操が隴の地を手を平定したあと、部下の司馬懿が「蜀の地も攻め取りましょう」と言った折、曹操が司馬懿(しばい)に答えた故事に由来する。一つの望みを遂げると、次の望みが起こってきて、欲望には際限がないことのたとえ。

 『後漢書・岑彭伝』に「人は足るを知らざるに苦しむ。既に隴を平らげて復蜀を望む」とある。

ろさ 〔櫓三年に棹八年〕
 (ろさんねんにさおはちねん)

 何事も一人前になるには、それなりの修業をしなければならないというたとえとして使われる。

ろん 〔論語読みの論語知らず〕
 (ろんごよみのろんごしらず)

 論語のような難解な言葉を表面上は理解していても、その内容を実行、実践できないことのたとえ。

 転じて、一定の学問はあるがその本質を思想の理解していない人が、実行を伴なえない、あるいは実践できないこと嘲る言葉である。