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〔し〕で始まる諺 |
〔し〕で始まる〔諺〕には、多くのものがあります。これらの中で、次に示す諺などは真実を微妙に言い当てていて面白く、頻繁に耳にします。 |
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しあ |
●仕上げが肝心 (しあげがかんじん)
物事は最後の出来栄えで値打ちが決まるので、何事においても仕上げ段階に細心の注意を払うべきだということ。途中よりも結果が大切という意味もある。 |
しか |
●鹿を追う者は山を見ず (しかをおうものはやまをみず)
一つのことに熱中すると、他のことを顧みる余裕がなくなるということ。 |
●鹿を指して馬と為す (しかをさしてうまとなす)
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しこ |
●地獄で仏に会ったよう (じごくでほとけにあったよう)
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しし |
●肉食った報い (ししくったむくい)
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●獅子身中の虫 (しししんちゅうのむし)
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●死児の齢を数える (しじのよわいをかぞえる)
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しそ |
●士族の商法 (しぞくのしょうほう)
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しち |
●七歩の才 (しちほのさい)
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しに |
●死人に口なし ( しにんにくちなし)
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しは |
●死馬の骨を買う (しばのほねをかう)
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しや |
●釈迦に説法 (しゃかにせっぽう)
その道のことを知り尽くしている人に、それを教しえようとする愚かさのたとえ。 |
●洒洒落落 (しゃしゃらくらく)
さっぱりとして物事にとらわれないさま。人の性格や態度などについていう。 |
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●蛇の道は蛇 (じゃのみちはへび)
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しゆ |
●重箱の隅を楊枝でほじくる (じゅうばこのすみをほじくる)
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●主義主張 (しゅぎしゅちょう)
各人の持つポリシーや考え方を主張すること。 |
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●朱に交われば赤くなる (しゅにまじわればあかくなる)
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●純一無雑 (じゅんいつむざつ)
まじりけがないこと。一途で嘘偽りのないこと。また、そのさま。 |
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しよ |
●正直の頭に神宿る (しょうじきのこうべにかみやどる)
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●上知と下愚とは移らず (じょうちとかぐとはうつらず)
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●食指が動く (しょくしがうごく)
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しら |
●知らぬが仏 (しらぬがほとけ)
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●白羽の矢が立つ (しらはのやがたつ)
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しり |
●尻馬に乗る (しりうまにのる)
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しん |
●信賞必罰 (しんしょうひつばつ)
賞罰を厳格に行うこと。賞すべき功績のある者には必ず賞を与え、罪を犯し、罰すべき者は必ず罰するということ。 |