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あ行か行さ行た行な行
は行ま行や行ら行わ行
 
さしすせそ
 
 

〔し〕で始まる諺

 〔し〕で始まる〔諺〕には、多くのものがあります。これらの中で、次に示す諺などは真実を微妙に言い当てていて面白く、頻繁に耳にします。

 「自業自得」
 「失敗は成功のもと」
 「知らぬが仏」
 「人事を尽くして天命を待つ」


〔珠玉のことわざ〕
釈迦に説法
(しゃかにせっぽう)

 その道のことを知り尽くしている人に、それを教しえようとする愚かさのたとえ。

 仏教の開祖であるお釈迦さまに対して、仏法を説こうとする意味から生まれた諺で、 『釈迦に説法、孔子に悟道』ともいう。



諺(ことわざ)
しあ 仕上げが肝心
(しあげがかんじん)

 物事は最後の出来栄えで値打ちが決まるので、何事においても仕上げ段階に細心の注意を払うべきだということ。途中よりも結果が大切という意味もある。

しか 鹿を追う者は山を見ず
(しかをおうものはやまをみず)

 一つのことに熱中すると、他のことを顧みる余裕がなくなるということ。

鹿を指して馬と為す
(しかをさしてうまとなす)



しこ 地獄で仏に会ったよう
(じごくでほとけにあったよう)



しし 肉食った報い
(ししくったむくい)



獅子身中の虫
(しししんちゅうのむし)



死児の齢を数える
(しじのよわいをかぞえる)



しそ 士族の商法
(しぞくのしょうほう)



しち 七歩の才
(しちほのさい)



しに 死人に口なし
( しにんにくちなし)



しは 死馬の骨を買う
(しばのほねをかう)



しや 釈迦に説法
(しゃかにせっぽう)

 その道のことを知り尽くしている人に、それを教しえようとする愚かさのたとえ。

 仏教の開祖であるお釈迦さまに対して、仏法を説こうとする意味から生まれた諺で、 『釈迦に説法、孔子に悟道』ともいう。

洒洒落落
(しゃしゃらくらく)

 さっぱりとして物事にとらわれないさま。人の性格や態度などについていう。

蛇の道は蛇
(じゃのみちはへび)



しゆ 重箱の隅を楊枝でほじくる
(じゅうばこのすみをほじくる)



主義主張
(しゅぎしゅちょう)

 各人の持つポリシーや考え方を主張すること。

朱に交われば赤くなる
(しゅにまじわればあかくなる)



純一無雑
(じゅんいつむざつ)

 まじりけがないこと。一途で嘘偽りのないこと。また、そのさま。

しよ 正直の頭に神宿る
(しょうじきのこうべにかみやどる)



上知と下愚とは移らず
(じょうちとかぐとはうつらず)



食指が動く
(しょくしがうごく)



しら 知らぬが仏
(しらぬがほとけ)



白羽の矢が立つ
(しらはのやがたつ)



しり 尻馬に乗る
(しりうまにのる)



しん 信賞必罰
(しんしょうひつばつ)

 賞罰を厳格に行うこと。賞すべき功績のある者には必ず賞を与え、罪を犯し、罰すべき者は必ず罰するということ。


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