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〔は〕で始まる諺

　〔は〕で始まる〔諺〕には、多くのものがあります。これらの中で、次に示す諺などは真実を微妙に言い当てていて面白く、頻繁に耳にします。

　「馬鹿の一つ覚え」
　「化けの皮が剥がれる」
　「花より団子」
　「万事休す」

〔珠玉のことわざ〕

●花より団子
（はなよりだんご）

　花より団子とは、風流よりも実利・実益の方をとること。外観よりも実質を尊ぶことのたとえ。

　花見の折に、美しい桜の花よりお腹の膨れる茶店のおいしい団子を喜ぶことからできたことわざ。

　ときに、風流を解さない人を批判するときの言葉としても使われる。

　『江戸いろはかるた』『尾張いろはかるた』の一つである。

◆〔諺〕とその内容。

はい	〔背水の陣〕（はいすいのじん）
はき	〔掃き溜めに鶴〕（はきだめにつる）
はつ	〔撥乱反正〕（はつらんはんせい）	世の乱れを治め、正しい世の中に戻すこと。
はな	〔花は桜木、人は武士〕（はなはさくらぎ、ひとはぶし）
	〔花より団子〕（はなよりだんご）	花より団子とは、風流よりも実利・実益の方をとること。外観よりも実質を尊ぶことのたとえ。　花見の折に、美しい桜の花よりお腹の膨れる茶店のおいしい団子を喜ぶことからできたことわざ。　ときに、風流を解さない人を批判するときの言葉としても使われる。　『江戸いろはかるた』『尾張いろはかるた』の一つである。
はや	〔早起きは三文の徳〕（はやおきはさんもんのとく）
はら	〔腹も身の内〕（はらもみのうち）
はり	〔張子の虎〕（はりこのとら）