〔な〕で始まる〔諺〕には、多くのものがあります。これらの中で、次に示す諺などは真実を微妙に言い当てていて面白く、頻繁に耳にします。 |
〔な〕で始まる〔諺〕には、多くのものがあります。これらの中で、次に示す諺などは真実を微妙に言い当てていて面白く、頻繁に耳にします。 |
◆〔諺〕とその内容。 |
ない |
〔無い袖は振れない〕 (ないそではふれない) |
無い袖は振れないとは、実際に無いものはどうやろうと出しようがないのだから、どうすることも出来ない、持っていないものは出しようがないというたとえ。 |
〔泣いて馬謖を斬る〕 (ないてばしょくをきる) |
|
|
なか |
〔長い物には巻かれろ〕 (ながいものにはまかれろ) |
|
なき |
〔泣き面に蜂〕 (なきっつらにはち) |
|
なく |
〔泣く子と地頭には勝てぬ〕 (なくことじとうにはかてぬ) |
|
なこ |
〔仲人七嘘〕 (なこうどななうそ) |
仲人の話にはうそが多いので気をつけるのがよいということ。 |
なさ |
〔情けは人の為ならず〕 (なさけはひとのためならず) |
|
なな |
〔七重の膝を八重に折る〕 (ななえのひざをやえにおる) |
|
なは |
〔名は体を表わす〕 (なはたいをあらわす) |
|
なま |
〔怠け者の節句働き〕 (なまけもののせっくばたらき) |
|
〔生兵法は大怪我のもと〕 (なまびょうほうはおおけがのもと) |
身についていない知識や技術によって事を失敗するという意味。 |
|
なめ |
〔蛞蝓に塩〕 (なめくじにしお) |
|
なを |
〔名を取るより実を取れ〕 (なをとるよりじつをとれ) |
|
なん |
〔南柯の夢〕 (なんかのゆめ) |
|