〔へ〕で始まる諺

　〔へ〕で始まる〔諺〕には、多くのものがあります。これらの中で、次に示す諺などは真実を微妙に言い当てていて面白く、頻繁に耳にします。

　「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」
　「下手の横好き」
　「下手の考え休むに似たり」
　「弁慶の泣き所」

〔珠玉のことわざ〕

●減らぬものなら金百両、死なぬものなら子は一人
（へらぬものならかねひゃくりょう、しなぬものならこはひとり）

　使っても減らないというのであれば、金など百両もあれば十分である。

　決して死なないとわかっているなら、子供も一人いればいい。何事も起こらないなら、必要以上にものはいらないということ。

へそ	●臍が茶を沸かす（へそでちゃをわかす）
へた	●下手の考え休むに似たり（へたのかんがえやすむににたり）
	●下手の横好き（へたのよこずき）
へら	●減らぬものなら金百両、死なぬものなら子は一人（へらぬものならかねひゃくりょう、しなぬものならこはひとり）　使っても減らないというのであれば、金など百両もあれば十分である。　決して死なないとわかっているなら、子供も一人いればいい。何事も起こらないなら、必要以上にものはいらないということ。
へん	●弁慶の立ち往生（べんけいのたちおうじょう）
	●弁慶の泣き所（べんけいのなきどころ）