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〔と〕で始まる諺



 〔と〕で始まる〔諺〕には、多くのものがあります。これらの中で、次に示す諺などは真実を微妙に言い当てていて面白く、頻繁に耳にします。

 「時は金なり」
 「捕らぬ狸の皮算用」
 「どんぐりの背比べ」
 「ない袖は振れぬ」


あ行か行さ行た行な行
は行ま行や行ら行わ行
 
たちつてと
 
〔珠玉のことわざ〕
飛ぶ鳥を落とす勢い
(とぶとりをおとすいきおい)

 飛ぶ鳥を落とす勢いとは、威勢がよく権勢がきわめて盛んなさまをいう。 空を飛ぶ鳥でさえ地に落ちてしまうほどの凄まじい勢いを持つ状態。

 このように権力や威勢が盛んな様子を意味することから、最近では政治家や芸能人、あるいは企業などの人気度を表現する言葉としてよく使われる。

 『飛ぶ鳥を落とす』とか『飛ぶ鳥も落つ』などの言い方もされる。

 

諺 〔諺〕とその内容。
とう 〔灯台下暗し〕
 (とうだいもとくらし)



〔問うに落ちず語るに落ちる〕
 (とうにおちずかたるにおちる)



〔豆腐に鎹〕
 (とうふにかすがい)



〔東奔西走〕
 (とうほんせいそう)



〔桃李言わざれども下自ずから蹊を成す〕
 (とうりものいわざれどしたおのずからけいをなす)



とお 〔十日の菊〕
 (とおかのきく)



〔遠くの親類より近くの他人〕
 (とおくのしんせきよりちかくのたにん)



とき 〔時は金なり〕
 (ときはかねなり)



とく 〔読書百遍意自ずから通ず〕
 (どくしょひゃっぺんいおのずからつうず)



〔毒を食らわば皿まで〕
 (どくをくらわばさらまで)



〔毒を以って毒を制す〕
 (どくをもってどくをせいす)



とこ 〔所変われば品変わる〕
 (ところかわればしなかわる)



とし 〔年には勝てない〕
 (としにはかてない)



〔年寄りの冷や水〕
 (としよりのひやみず)



とな 〔斗南の一人〕
 (となんのいちにん)



とは 〔駑馬に鞭打つ〕
 (どばにむちうつ)



とひ 〔鳶が鷹を生む〕
 (とびがたかをうむ)



とふ 〔飛ぶ鳥を落とす勢い〕
 (とぶとりをおとすいきおい)

 飛ぶ鳥を落とす勢いとは、威勢がよく権勢がきわめて盛んなさまをいう。 空を飛ぶ鳥でさえ地に落ちてしまうほどの凄まじい勢いを持つ状態。

 このように権力や威勢が盛んな様子を意味することから、最近では政治家や芸能人、あるいは企業などの人気度を表現する言葉としてよく使われる。

 『飛ぶ鳥を落とす』とか『飛ぶ鳥も落つ』などの言い方もされる。

とら 〔虎の威を借る狐〕
 (とらのいをかるきつね)



〔虎は死して皮を留め、人は死して名を残す〕
 (とらはししてかわをとどめ、ひとはししてなをのこす)



とり 〔鳥無き里の蝙蝠〕
 (とりなきさとのこうもり)



とろ 〔泥棒を見て縄を綯う〕
 (どろぼうをとらえてなわをなう)