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〔ぬ〕で始まる諺


 〔ぬ〕で始まる〔諺〕には、多くのものがあります。これらの中で、次に示す諺などは真実を微妙に言い当てていて面白く、頻繁に耳にします。

 「ぬかに釘」
 「糠味噌が腐る」
 「濡れ手で粟」
 「盗人にも三分の理」


あ行か行さ行た行な行
は行ま行や行ら行わ行
 
なにぬねの
 
〔珠玉のことわざ〕
盗人に追い銭
(ぬすびとにおいせん)

 盗人(ぬすびと)に物を盗まれた挙句に、さらに金銭をくれてやるとの意味から、損を重ねることのたとえ。「追い銭」とは、支払った上に、更に払ってしまう余分なお金の意味。

 「ぬすびと」は「ぬすっと」と読まれることも多い。

 『泥棒に追い銭』などともいう。

 

諺 〔諺〕とその内容。
ぬか 〔糠に釘〕
 (ぬかにくぎ)

 精米したときに出てくる糠に釘を打ちこもうとしても、すぎに抜けてしまうし何の効き目も手ごたえもないことから、何をやろうとしてもさっぱり手ごたえがないことをいう。

ぬす 〔盗人に追い銭〕
 (ぬすびとにおいせん)

 盗人(ぬすびと)に物を盗まれた挙句に、さらに金銭をくれてやるとの意味から、損を重ねることのたとえ。「追い銭」とは、支払った上に、更に払ってしまう余分なお金の意味。

 「ぬすびと」は「ぬすっと」と読まれることも多い。

 『泥棒に追い銭』などともいう。

ぬれ 〔濡れ手で粟〕
 (ぬれてであわ)

 濡れた手で粟をつかむと、粟粒がいっぱいくっついて沢山つかむことができる。このように、何の苦労もしないで多くの利益を得ること、特別に骨も折らずにお金儲けたりすることのたとえ。

 ときどき、「濡れ手に粟」という表現も見られるが、この表現は正しくない。「濡れ手で粟」は、粟を沢山つかもうとして自らぬれた手で行う動作であり、偶然的に濡れた手でいっぱい粟がつかめたということではない。