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〔せ〕で始まる諺



 〔せ〕で始まる〔諺〕には、多くのものがあります。これらの中で、次に示す諺などは真実を微妙に言い当てていて面白く、頻繁に耳にします。

 「背に腹は代えられぬ」
 「善は急げ」


あ行か行さ行た行な行
は行ま行や行ら行わ行
 
さしすせそ
 
〔珠玉のことわざ〕
善は急げ
(ぜんはいそげ)

 良いと思ったことは、ためらわずた直ぐに実行するべきだということ。

 善い行いというものは、ぐずぐずしていたら実行の機械を失ってしまうこと、好機を逃していまうと意味で、その実行を促すときに使われる。

 

諺 〔諺〕とその内容。
せい 〔精神一到何事か成らざらん〕
 (せいしんいっとうなにごとかならざらん)



〔青天の霹靂〕
 (せいてんのへきれき)



〔盛年重ねて来たらず〕
 (せいねんかさねてきたらず)

 若い盛んな時は二度とはこないのだから、うかうかと時を過ごさずに勉学に励めという教え。

せき 〔積善の家に余慶あり〕
 (せきぜんのいえによけいあり)



せに 〔背に腹は替えられぬ〕
 (せにはらはかえられぬ)



せん 〔千古不易〕
 (せんこふえき)

 永遠に変化しないこと。価値などが長年にわたり変化しないこと。

〔千載一遇〕
 (せんざいいちぐう)

 滅多に訪れそうもないよい機会。二度と来ないかもしれないほど恵まれた状態。

〔前車の覆るは後車の戒め〕
 (ぜんしゃのくつがえるはこうしゃのいましめ)



〔前車の轍を踏む〕
 (ぜんしゃのてつをふむ)



〔栴檀は双葉より芳し〕
 (せんだんはふたばよりかんばし)



〔船頭多くして船山に登る〕
 (せんどうおおくしてふねやまにのぼる)



〔善は急げ〕
 (ぜんはいそげ)

 良いと思ったことは、ためらわずた直ぐに実行するべきだということ。

 善い行いというものは、ぐずぐずしていたら実行の機械を失ってしまうこと、好機を逃していまうと意味で、その実行を促すときに使われる。